見た目はタレッジョによく似ていますが、タレッジョよりも低脂肪で味わいは淡白。生地もやや硬く、もろく崩れます。型詰めのあと、温めて酸度をあげる時間が長いのが特徴で、酸味がやや強めです。熟成の若いフレッシュタイプ「フレスコ」は表面がややピンクがかった白色ですが、30日を超えた熟成タイプ「マトゥーロ」は表面もタレッジョのように赤みがかったムギワラ色〜茶褐色を呈してきます。
　 クアルティローロとは「4度目の」という意味で、かつて牛飼い達が4度目の草刈りのころにこのチーズを作っていたことから名づけられたそうです。