|
||||
|
原産地
|
ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏: コート=ドール県、ヨンヌ県 グラン・テスト地域圏:オート=マルヌ県 |
原料乳
|
牛乳 (全乳)/ ブラウン・スイス、モンベリアルドまたはフレンチ・シメンタールの乳に限られる |
製品100g中 |
熱量:291kcal、たんぱく質:18g、脂質:24g、炭水化物:0g、食塩相当量:1.8g |
M.G.
|
最低50% |
形状
|
直径9.5〜11.5cm、高さ3〜4.5cm、重さ250〜350g |
熟成期間
|
最低4週間 |
ブルゴーニュを代表するウォッシュタイプ。表面は滑らかでなだらかにシワが寄っており、オレンジがかった象牙色〜レンガ色を呈しています。この色はもっぱら表面のバクテリア、特にライネンス菌< ferment du rouge >による色素沈着で、着色料の使用は禁止されています。淡いベージュ色の生地は表面から中心に向かって熟成(たんぱく質の分解)が進み、クリーミーで柔らかくなっています。 カード形成は主に乳酸発酵によるもので、16時間以上かけて凝固させ最終的にpH4.5を下回ります。ブルゴーニュのマール(ブドウの搾りかすから作られたブランデー)を塩水または水に加えて、マールの分量を増やしつつ週に1〜3回洗います。これを最低4週間繰り返して熟成させます。 このチーズは伝説によると16世紀初頭にチーズ作りの天才であったシトー派の修道士によって発明され、1825年には政治家であり美食家でもあったブリア=サヴァランの著書『美味礼賛<la physiologie du goût>』の中で「チーズの王」として讃えられています。 |
|
AOC
|
1991年5月14日法令 |
|