Brie de Meaux
ブリー・ド・モー 
Brie de Meaux
 
 
原産地
エーヌ、オーブ、マルヌ、オート=マルヌ、ロワレ、ムーズ、パリ、オー=ド=セーヌ、セーヌ=サン=ドニ、ヴァル=ド=マルヌ、セーヌ=エ=マルヌ、ヨンヌ(県)
原料乳
牛乳(無殺菌乳)
製品100g中
エネルギー:277kcal、たんぱく質:18g、脂質:20g、炭水化物:1.0g、食塩相当量:1.9g
M.G.
最低45%
形状
直径36cm、高さ約3cmの、 重さ約3kg
熟成期間
最低4週間
 牛の無殺菌乳から作られるソフトタイプの白カビチーズ。直径36〜37cmの平たい円筒形の型を使用して作られており、ガレットのような厚みのある円盤形。
 熟成の4週後(レンネット添加から数えられる)にはミルクの風味にほんのりと苦味のある塩味が伴う。4週から6週の間には表面から生地の中心に向けてゆっくりと熟成が進み、脆く素朴な組織が滑らかにまとまり始める。香りも次第に変化していき6〜8週後には熟成のピークを迎え、芯まで熟成が進んでクリームやバターのほか、ほのかにヘーゼルナッツのような香りが生まれる。
 数々の文献や歴史上に登場する「ブリー・ド・モー」は、「チーズの王様」の誉れ高く、パリジェンヌから最も愛されているチーズ。白カビチーズの中では最も大きく、気品に満ちた外観、繊細で上品な香、エレガントな味わいとバランスが保たれている。熟成開始から4週間までの間はハーフカットやくさび形にカットすることがAOP規定で禁じられている。
AOP
1980年8月18日AOC取得、1986年12月29日AOP改定