Bleu d'Auvergne
ブルー・ドーヴェルニュ
 
 
原産地
【オーヴェルニュ地方】
■オクシタニー地域圏:アヴェロン県、ロット県、ロゼール県
■オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏:
 カンタル県、ピュイ=ド=ドーム県、オート=ロワール県
■ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏:コレーズ県
原料乳
牛乳(無殺菌乳、低温加熱乳※または低温殺菌乳)
※低温加熱(thermization/サーミゼーション):準低温殺菌
製品100g中
エネルギー:343kcal、たんぱく質:20g、脂質:29g、炭水化物:0.5g、食塩相当量:2.7g
M.G.
最低50%
形状
直径19〜23cm、高さ8〜11cm、重さ2〜3kg
熟成期間
最低28日(カード形成から10日以内にピカージュ※を行い、
 その後湿度90%以上で風通しの良い冷涼な条件(6〜12℃)で
 最低15日以上無包装のまま熟成が必要)
※ピカージュ(piquage)生地に青カビを繁殖させるために
 複数の針で通気孔をあけるブルーチーズに特有の製造工程
※熟成期間:28日未満でのカット加工は禁じられている
 中央山塊中心部に位置するオーヴェルニュのブルーチーズ。その生産地は降水量が多く放牧用の牧草地が広がる中腹地域に集中しています。この辺りは長く厳しい冬を迎える火山地帯で古くから特徴ある製品を生み出してきました。麦粒大のカードを押しつぶすことなく整形してホエーを排出した後、ピカージュを行うことで生じた「空気の通り径」に青カビ(ペニシリウム・ロックフォルティ)が繁殖し、力強い特徴的なブルーの風味に下草の香、キノコのようなニュアンスが伴います。
AOC
1975年3月7日取得、1994年8月8日改定