Pecorino Romano (Pinna)
ペコリーノ・ロマーノ (Pinna)
 
 
原産地
サルデーニャ州
原料乳
羊乳(クリームを分離した殺菌乳)
M.G.
47.83%(固形分中)
製品100g中

エネルギー:419.26kcal、

形状
直径25〜30cm、高さ20cm、重さ25〜30kg
熟成期間
8ヶ月〜10ヶ月
 ペコリーノ・ロマーノはサルデーニャ島で最も多く生産・消費されている乳製品です。そのうちPinna社が生産している数量は一年間で120,000玉(約3,000t)。製造期間は10月から7月にかけて。朝夕二回搾乳する羊のミルクを混合してろ過し、熱処理した後、前回の仕込みで得られたホエーをスターターカルチャーとして加えます。凝乳酵素には羊由来のものを使用し、米粒大にカットしたカードの水分を十分に排出した後、型に詰めてプレスします。このため、ペコリーノ・ロマーノの生地は分割面が岩肌のようにゴツゴツとしていて、クランブル状にはがれます。加塩は乾塩で、加塩専門の職人によって数回行われます。
 一般的にペコリーノ・ロマーノは塩分の高いチーズとして知られていますが、近年は海外輸出や国内消費にも減塩嗜好を反映して、塩分の穏やかな減塩タイプ(meno sale:メーノ・サーレ)が多く生産されています。
DOP
1995年DOC取得、1996年7月1日DOP取得