Fontina
フォンティーナ
 
 
原産地
ヴァッレ・ダオスタ州
原料乳
牛乳(無殺菌の全乳:ヴァルドスターナ種)
※ヴァルドスターナ種(Valdostana)由来の品種である3品種
 ペッザタ ロッサ種(Pezzata Rossa)、
 ペッザタ ネーラ種(Pezzata Nera)及び
 カスターナ種(Castana)の牛から一カ所で搾乳した生乳
 かつ全乳でなければならない。
 原料乳は凝固工程前に36℃以上に加熱してはならない。
M.G.
最低45%
形状
直径30〜40cm、高さ約7〜10cm、重さ8〜12kgの車輪型
熟成期間
最低3ヶ月
 「フォンティーナ」という名は、ヴァッレ・ダオスタ渓谷を含む12の渓谷で作られるチーズにのみ名乗ることが許された名前です。イタリアDOPのチーズはそれぞれ独自のロゴマークをもっていますが、フォンティーナのマークに描かれているのは「マッターホルン」。スイス・フランスの山のチーズと同じく、アルプスが育む大型のハードタイプです。
 2023年9月より、フォンティーナDOPには新たな呼称が追加されました。
■Fontina DOP Lunga Stagionatura
(フォンティーナ・ランガ・スタジョナトゥーラ):黒ラベル
牧草地で作られた後、最低180日間洞窟熟成させたもの。風味が力強くなることでより濃厚で芳醇なフレーバーが与えられます。
■Fontina DOP Alpeggio(フォンティーナ・アルペッジョ):緑ラベル
6月15日〜9月29日までの100日間に標高 2,700 メートルに達するアオスタ渓谷の山地の牧草地で放牧されたミルクから作られたもの。新鮮なハーブや山の草花を自由に草を食べた牛からとれる搾りたてのミルクを使って放牧場で直接作られます。
  アオスタ地方に古くから伝わる名物料理「フォンデュータ」は、フォンティナに卵とバターを加えたイタリア版チーズフォンデュ。
DOP
1955年DOC取得、1996年DOP取得
2023年9月25日「Fontina DOP ALPEGGIO」と
「Fontina DOP LUNGA SAGIONATURA」がDOPに追加