Castermagno
カステルマーニョ
原産地
ピエモンテ州、クネオ県、
カステルマーニョ、プラドレーヴェス、モンテロッソ・グラーナ
原料乳
牛乳(無殺菌の脱脂乳※)に5%〜20%の範囲で山羊乳か羊乳
もしくはその両方を加えても良い
※原料乳の表面に浮いてくるクリームを掬って脱脂を行う
M.G.
最低34%
形状
直径15〜25cm、高さ12〜20cm、重さ2〜7kgの円筒形
熟成期間
最低60日〜6ヶ月
 その特殊な製法のため、やや酸味のある独特な風味をもちます。レンネットを加えてできた最初のカードをトウモロコシ〜ヘーゼルナッツ大にカット。自然に抜け出たホエーを除いて「risola(リソラ)」と呼ばれる乾いた布で縛り、最低18時間吊り下げてさらにホエーを除きます。さらに5〜8cmほどのキューブ状にカットして再び布で縛り、1〜2日かけて水気を除きます。その後、木製の桶の中に入れて3〜4日放置。こうしてできた生地を細かく挽いてから、粗塩を加えて再びこねあげ、型に詰めてプレス。6日後に型から外し、カビや乾塩を2日おきに20〜30日間繰り返しなでつけ、洞窟内で自然熟成させます。しっかりと熟成したものは、表皮近くからパセリ状に青カビが生えてきます。
▼「di Alpeggio(ディ・アルペッジオ)」を名乗る条件
- 原料乳が5月初旬から10月末まで山の牧草地で放牧された牛、山羊、羊からのみ 得られていること(植物相の少なくとも 90% を含む牧草地で飼育)。
- 生産プロセス全体が山の牧草地で行われていること。
- チーズ作りが海抜1000メートル以上で行われていること。
DOP
1982年12月16日DOC取得、1996年7月1日DOP取得