Appenzeller
アッペンツェラー
 
 
原産地
アッペンツェル州、ザンクト=ガレン州、トゥールガウ州
原料乳
牛乳 (生乳)
製品100g中
エネルギー:392kcal、たんぱく質:25g、脂質:32g、炭水化物:0.1g、食塩相当量:1.6g
M.G.
最低45%
形状
直径約30cm、高さ8〜9cm、重さ6〜7kg
熟成期間
3〜9ヶ月

 スイス北東の州名が、そのままチーズの名前にもなっていて、ラベルにはアッペンツェル州の紋章である「歩く熊」がデザインされています。「ハーバル・ブライン」と呼ばれるハーブを入れた塩水に浸した布で、表面を拭きながら熟成させるというのがこのチーズの秘法。表面にはやや粘り気があり、オレンジ色。スイスのチーズには、おしなべて良質のミルクから来る独特の風味が感じられます。
 熟成期間の長さや原料乳の違いなどから、通称ホワイト、シルバー、ゴールド、ブラック、パープルなどのバリエーションが存在する(この他にも数種類ある)。

AOP
 アッペンツェラーは2023年1月5日現在AOPおよびIGPの指定を受けていませんが、経済連携協定に基づく農林水産省の所掌事務に係る物資の関税割当制度に関する省令の中で10のAOCチーズと並んで「スイス特産ナチュラルチーズ」として分類されています。